スポンサードリンク
糖尿病の食事療法で、医師や栄養士から渡される食事指示票というもの
があります。
これを実際に作ってみることができます。
※ あくまでも糖尿病の方や合併症その他の病気がある方以外の話
なので、すでに医師や栄養士からの指示のある方はそちらを実践して
ください。
※ ここは、糖尿病食を健康食やダイエット食として捉える場合の
健康な方向けの記事になります。
糖尿病の方の場合の食事指示票については⇒
糖尿病 初期症状 食事 単位
↑
まずはこちらを読んでから以下をご覧下い。
糖尿病 食事療法に沿った食事指示票の作成方法
糖尿病食は栄養バランスに優れているので、このような食事と適度な
運動をしていると身体のバランスが整い、より健康に近づけるという
お話があります。
そこでここでは、その健康食として考えた場合の食事指示票を作成する
方法を書いていこうと思います。
① 適正エネルギー量を決める
適正エネルギー量とは1日に必要なエネルギー量で、kcalで表します。
適正エネルギー量の計算方法は⇒
糖尿病 初期症状 食事 カロリー
ここでは身長が170cmで、活動度が25kcalの方の例として計算してみることにします。
計算すると、適正エネルギー量は1589.5 kcal になります。
そのぐらいであれば、1600 kcal として考えてよいかと思います。
② 1日の総単位数を決める
食事療法では単位という考え方で食品を管理するので、①で求めた
1日の適正エネルギー量を単位という基準に変換する必要があります。
1単位は 80 kcal になります。
1日の総単位数 = 1600 ÷ 80 = 20 単位
となりますね。
③ 単位数の振り分けをする
糖尿病食では予め推奨されている摂取量というものがあります。
食品交換表に沿って表に表すと、
分類 | 表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 |
---|
食品の分類 | ごはん イモ類 豆など | 果 物 | 魚介類 肉・卵 チーズ 大豆類 | 牛乳 乳製品 | 油 脂 | 野菜 海藻 蒟蒻等 | 砂糖 みりん みそ など |
---|
1日の単位 | ??? | 1 | ??? | 1.5 | ??? | 1 | 0.5 |
---|
このように???以外は予め推奨されています。
残るは表1と表3と表5の食品ですね。
全部の単位数合計が20になるようにしたいので、あとはこの残る食品の
分類に残りの単位数=16単位を振り分けていきます。
栄養バランスの良い食事では、
・表1の食品が全体の55~60%程度
・たんぱく質は標準体重×1.01g以上程度
・脂質は全体の25%以下程度
とされているようなので、この???の部分の数値も決まってきます。
これらの基準をもとにすると、
分類 | 表1 | 表2 | 表3 | 表4 | 表5 | 表6 | 調味料 |
---|
食品の分類 | ごはん イモ類 豆など | 果 物 | 魚介類 肉・卵 チーズ 大豆類 | 牛乳 乳製品 | 油 脂 | 野菜 海藻 蒟蒻等 | 砂糖 みりん みそ など |
---|
1日の単位 | 11 | 1 | 4 | 1.5 | 1 | 1 | 0.5 |
---|
という全体の構成が決まるわけです。
こうして1日の総単位の配分が出来たら、表4の牛乳などは1日の
どこかで摂るものとして、それ以外の食品それぞれの単位をほぼ均等に
朝、昼、夕の3食に振り分けます。
こうして完成したのが、1日の食事指示票になるわけです。
完成した食事指示票をもとに食事の構成をしていけば、栄養バランスの
優れた健康食が出来上がります。
糖尿病が心配な方や、不摂生が心配な方、糖尿病予備軍と言われて
いる方などは、予めこういう食事を実践すれば体質が改善してくる
かもしれません。
重ねて書きますが、
糖尿病の方や合併症その他の病気がある方以外の話です。
すでに医師や栄養士からの指示のある方はそちらを実践してくださいね。
【関連記事】
糖尿病 初期症状 食事 改善に関する記事まとめ
糖尿病 食事 ポイント 関連記事まとめ
スポンサードリンク
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:健康
コメント 0