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糖尿病を患っている方にとって、年末年始の忘年会や新年会をはじめ、
年越し料理やおせち料理、更には普段の飲み会や宴会、歓迎会、送別会
（歓送迎会）など、食事にまつわる様々な誘惑や機会があるのが現実か
と思います。
ここではそんなときの食事の対策について考えていきたいと思います。
糖尿病 食事会 飲み会 対策
糖尿病のあるなしにかかわらず、食事会や飲み会では暴飲暴食を
してしまう方も多いのが現実かと思います。
でも、すでに糖尿病だったり、糖尿病の発症が気になる方にとっては
これらのイベントをいかに乗り切るかが身体を守ることに直結するので
とても重要になってきます。
わたしがお勧めする対策は以下のようなものです。
・簡易食品交換表の持参
・簡易カロリー目安表を持参
・食事を取り皿で管理する
・ノンカロリー飲料で気分を味わう
・断る勇気を持つ
では順番に見ていきますね。
簡易食品交換表の持参
とにかく糖尿病を悪化させないためには、暴飲暴食による血糖値の
高騰を避けなくてはなりません。
そこで、自ら簡単な食品交換表を作成しておいてから食事会や飲み会に
参加してみるというのはどうでしょうか？
食事会や飲み会では、オードブルやコース料理など、あらかじめ予想
しやすい食事が並ぶことも多いので、予想を立てた食品をメモや携帯、
スマホなどに簡易食品交換表を作成して持参するのです。
実際に料理を見たら、その簡易交換表をこっそり覗き込んで確認して
から食べるようにすれば、その場の同席者の方にも気を遣わせずに済む
かもしれませんよ？
そういう気遣いが不要な相手であれば、堂々と見れますし。
関連記事⇒
糖尿病 初期症状 食事 食品の扱い方 その2
簡易カロリー目安表を持参
食品交換表を必要としていない糖尿病予備軍の方であれば、外食料理
の簡易カロリー目安表を作成して持参するという手もあります。
外食料理や宴会用の料理であれば、ある程度の予想をつけられると思う
ので、それらをあらかじめまとめた簡易カロリーの目安表を作成したり、
外食料理の目安を覚えておいてから出席してみてはどうでしょうか？
そういう食事のカロリーに意識を持って食事をするのとしないのとでは、
食べ方や量が変わってくるものだと思いますから。
関連記事⇒
外食料理について知ろう
食事を取り皿で管理する
実際の宴席ではひとり分ずつのお皿か、取り皿で頂くことが多いかと
思います。
ひとり分ずつであればそのまま管理できますが、大皿から取り皿に
とって食べる際は、その取り皿で管理しましょう。
なるべくご自分で取り分けるべきですが、どなたかに取り分けてもらう
こともあるでしょう。
でも、取り皿に分けた時点でその料理は管理しやすくなります。
上記の簡易交換表か簡易カロリー目安表を見て、食べる料理の単位量や
カロリーの目安を確認して、自分が食べるものがどういう料理なのかを
しっかり認識して食べましょう。
ノンカロリー飲料で気分を味わう
飲み会や宴席につきもののアルコールですが、糖尿病の方は禁酒が基本
と言われています。
医師の了解なしに飲むのはやめておきましょう。
もし了解を得ていれば、量を守ることが大前提です。
身体が心配であれば、ノンカロリー飲料を上手に活用するなどして、
その場の宴席の雰囲気を味わいましょう。
ポイントは、ノンアルコール飲料にはカロリーがあるものが多いので、
要注意だということです。
“
ノンカロリー”飲料にしましょう。
断る勇気を持つ
宴もたけなわになってくると、周囲から料理や飲み物を勧められることも
あるかと思います。
そんなときは、丁重にお断りする勇気を持ちましょう。
何よりも身体が資本です。
周囲の方は責任を持ってはくれないので、自分の現状や将来のためにも
断る勇気をもって臨むことが大事です。
それでも断りきれない状況があるかもしれませんが、注がれた飲み物に
口を付けるフリをするが飲まないなど、うまく受け流す方法を考えて
実践するべきかと思います、
おせち料理やオードブル、鍋料理や一品料理など、数々の料理が目の前に
並ぶと、実際食べたくなるでしょう。
医師からの制限がなければ何を食べてもいいのです。
ただ、その食べる量が問題なので、決められた範囲での食事を十分楽しむ
というつもりで宴席に出席してみましょう。
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