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糖尿病の初期症状は自覚症状があまりなく、いずれかの合併症を
発症してから気が付くこともよくある怖い病気です。
日々の食事の管理や工夫をする食事療法は、合併症を予防できる
大きな力になるので、ぜひ積極的に取り組むべきです。
ここでは、合併症の予防のための食事のポイントを述べていきます。
糖尿病 合併症 例
まずは代表的な合併症について簡単に紹介します。
これはあくまでも代表的なもので、ほかにもいろいろなものが糖尿病と
関係しています。
糖尿病性腎症
三大合併症のひとつ。
腎臓にある、血液をろ過する糸球体の毛細血管に障害が出る病気で
進行すれば人工透析に至ることもあります。
糖尿病網膜症
三大合併症のひとつ。
眼の奥の網膜に栄養を送るための毛細血管に障害が出る病気です。
進行すれば失明に至ることもあります。
糖尿病性神経障害
三大合併症のひとつ。
身体中に張り巡らされた神経に障害が出る病気で、いくつかの障害を
総称してこう呼ぶようです。以下のものが該当します。
末梢神経障害 | 手や足のしびれ、冷え、つりやすい など |
---|
自律神経障害 | 立ちくらみ、排尿障害、便秘、下痢 など |
---|
足の障害 | 足の感覚低下、糖尿病性潰瘍、糖尿病性壊疽 など |
---|
糖尿病性潰瘍や壊疽は、進行すると足の切断に至ることもあります。
動脈硬化
動脈の血管内部が狭くなる、血栓ができやすくなる、血液の流れが
悪くなるなどの状態になりやすく、健康な人の10年は早く進行すると
言われているようです。
これによって、心筋梗塞、脳卒中などの危険が高まります。
どれをとっても進行すれば怖い病気なので、これらを防ぐためにも
普段からの食事に気を遣っていく必要があるのです。
糖尿病 食事 合併症 予防のためのポイント
これらの合併症を予防するうえでの食事のポイントとしては、大きく
分けて3つほどあります。
どれも大変重要なポイントなので、よく覚えておきましょう。
高血圧予防のために食塩を減らす
糖尿病性腎症、糖尿病網膜症、動脈硬化を防ぐうえで、高血圧を予防
することは効果的です。食塩の量を1日7g~10g程度に抑えましょう。
高脂血症予防のためにコレステロール、脂肪分の量を控える
高脂血症は動脈硬化を促進してしまいます。それを防ぐには脂肪分や
コレステロールの量を控えめに食事をすることが効果的です。
食物繊維を増やす
食物繊維には、血糖値の上昇を抑えるバリアーの働きがあるほか、
コレステロールの増加を抑える働きもあります。
繊維質の野菜などを多めに食べることで効果が得られることが多い
ようです。
これらの3つのポイントに気を付けて、食事のメニューを考えたり、
実食するようにしましょう。
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